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未プレイだった「聖剣伝説3」をプレイし、リメイク体験版と比較してみた。

投稿日:2020年3月28日 更新日:

それぞれに魅力があり、比較しながらプレイするのもゲームの新しい楽しみ方となる!

「聖剣伝説コレクション」2017年6月1日発売/スクエア・エニックス

久々にゲームをじっくりとプレイする時間が取れたので、聖剣コレクションをダウンロードし、聖剣3をプレイしてみました。

先日プレイした聖剣3リメイクの体験版と比較してみるという楽しみ方をしてみましたので、せっかくなので記事にしたいと思います。

※ 「聖剣伝説3リメイク体験版」の記事はこちらをご参照ください。

世界観

意外なことに世界観は原作の方がしっくりと来た印象がありました。

その理由を考えましたので、以下に書いていきます。

しっくりポイント①:グラフィックがドット絵表現。


まずグラフィックですが、原作のドット絵表現の方が想像力を掻き立てられます。

すなわち、自分の頭の中で補いながら街やフィールド等の景色を解釈しますので、ある意味においてはイメージとのギャップが無いということになります。

これがリアルになってしまうことで、自分の中のイメージとの多少のギャップは出てきますので、原作の方がしっくり来たのだと思います。

しっくりポイント②:ストーリーにおける共感部分。


リメイク体験版の方で「キャラクターの取る行動への共感に欠ける」という旨の発言をしましたが、原作の方では何故かこの部分があまり気になりませんでした。

もちろんストーリーは同一であるため「いよいよ私の頭もおかしくなってきたかな」というところではあるのですが、これは何故なのでしょうか。

そこも答えはグラフィックのリアリティが高まった部分とリンクしているように思います。

ストーリーの方も描写がリアルだと脳内での補完を経由せず、ダイレクトに届いてくるわけです。

特にキャラクターのグラフィックが明瞭だと、より人間味を感じます。

そのせいか、行動に共感を持ちたくなってくる感情が自分の中に沸いたのだと思います。

しかし、ドット絵の原作では、あくまでもゲームのキャラクターが取る行動という認識で、そもそも共感を求めるというある種の感情が自分の中にあまり湧きませんでした。

そういった部分で、原作の方がしっくり来たのではないかと思います。

しっくりポイント③:キャラクターヴォイスが無い。


これはちょっと言いにくいことなのですが、リメイク版において個人的に最も世界観のイメージから離されてしまう要素であったので、この有り無しの差は大きかったと思います。

これはおそらく、声優さんが異なれば変わるという話でもなく、声という要素が体験版をプレイした限りではあまり合わなかったかなという風に感じております。

この部分も私の中で原作の方がしっくり来るという要素になっていたと思います。

ゲームシステム

ここまでは圧倒的に原作優位で、リメイク版の購入を躊躇させてしまうようなことばかり書いてしまっていますが、そんなことはありません。

ゲームシステムについては、原作の方はあまり親切ではなく、そこがリメイク版で改善されています。

その辺りを挙げながらリメイク版と比較してみようと思います。

不親切ポイント①:目的地の場所が分かりにくい。


ある目的地があって、その場所が具体的に何処にあるのかが原作では表示されないため、ちょっと迷い易いなという印象を持ちました。

この部分は結構重要なことで、こういった部分で面倒だなと思ってしまうとゲームを進めていく意欲の低下をもたらしかねないと思います。

一方のリメイク版では目的地表示があるため、目的場所のおおよその方向が分かり、こうした改善はプレイヤーとしては助かる部分だと感じました。

不親切ポイント②:戦闘の駆け引きをもたらし難い。


原作では敵の攻撃に対する回避行動を取りづらく感じたので、いわゆるごり押し戦闘になりがちな状況になりました。

それはそれで楽しくはあるのですが、ボス戦となると闇雲に攻撃するばかりで、ボスの強力な攻撃もまともに受けて、多くの回復アイテムを消費しながらなんとか勝つという展開が多かったです。

これは私が戦闘システムを理解していない部分もあるのでしょうが、戦闘システムの分かり難さという部分もあるのではないかと感じました。

リメイク版では回避しながら攻撃を当てていくという戦闘が気軽に楽しめたので、この進化は私は肯定的に受け取ることができました。

不親切ポイント③:アイテムや装備品の整理


体験版では仲間ができて直ぐにゲームが終了してしまったので、この辺りのシステムがどのように変化しているのか確認できておりません。

原作の方では仲間が出そろって物語を先へ先へと進めておりますが、

アイテムの倉庫との入れ替えだったり、装備品を購入して装備したり、古いものを売ったりという操作が面倒で不親切に感じました。

この辺も戦闘同様に私の理解が追い付いていない部分なのかもしれませんが、リメイクでは分かり易くなっていることに期待したいです。

音楽

どちらも素晴らしいです。

耳に残り易いのは原作の方ですが、リメイクのオーケストラアレンジもグラフィックの進化に合わせて、目立ち過ぎない程度の良い具合に仕上がっています。

コンサートの開催はウイルス問題のせいで難しい局面に立たされていますが、リメイク版のサントラも出るので非常に楽しみです。

まとめ

比較してみた結果、どちらも良い面、気になってしまう面があるというのが見えてきました。

個々の感じ方でこの辺りがどう変化するのかは私には想像することはできませんが、総合的には私はどちらの作品もポジティブな方で受け止めています。

リメイク版はもう買ってプレイする気満々ですし、原作も現在非常に楽しめていて、1度始めるとなかなか終わりどころを見出せないくらいの有様です。

聖剣コレクションを購入した動機は、コンサートをより楽しみたいこと、リメイク版をプレイする前に原作を知りたいというのも大きかったですが、

他にも、家族でマルチプレイを楽しめるという部分と、配信版が半額セール中というのも動機になりました。

原作の記憶が曖昧な状況でリメイク版をプレイするという楽しみ方や、原作を未プレイの世代がリメイク版から楽しむという方法もありますが、

特にプレイしたいゲームが無くて聖剣リメイクの発売を待っているような方が居ましたら、こちらで原作をプレイしてからリメイク版をプレイするという楽しみ方も有意義だなと感じました。

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