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ゲームレビュー

「ペルソナ5」を振り返る。

投稿日:2020年2月14日 更新日:

ストーリーやゲーム性の思ひ出と、無粋な管理人の嫁発表。

2016年9月15日発売 / アトラス

最新作の発売が迫っているので、ペルソナ5(以下P5)について少し話してみようかと思います。

全体像

P5といえば、何と言ってもボリュームが凄く、クリアまで非常に時間が掛かります。

そのため、それが分かった上でプレイした方が良いかと思います。

ちなみに管理人は1周はクリアしておりましております。

クリアして抱いた率直な感想としましては、

「前作を超えられるように」という意欲が明瞭に感じられるので、進化を強く意識して作られた作品だなと思いました。

ダンジョン

特に進化を感じるのはやはり”パレス”と呼ばれるダンジョンです。

何といっても、長いです。

そして、ダンジョンの1つ1つにテーマがあるというのが何気に新鮮です。

さらには数々の作り込まれたギミックが。

これらのため「初っ端からラストダンジョンに放り込まれたのでは?」と錯覚させます。

それに加え、従来方式のダンジョンの形式も「メメントス」として残していると言えば、このゲームのボリューム感が理解できると思います。

パレスの賛否は当然あると思います。

私が思いましたのは、生活パートの進捗が気になるので、正直なところパレスはある程度テンポよく進めたいというのが本音でした。

ただし、これらの壮大なダンジョンが無ければ、この世界観の描写は間違いなく薄っぺらいものになります。

そういった点で、ここに力を入れたというのは大いに納得させられます。

シナリオ

もう一点賛否を分けているように感じるのが、シナリオです。

これは何故かと言いますと、主人公たちの取る行動に対して、いまひとつ共感できない部分が出てくるからです

その行動の理由付けの説明を試みている場面もあるのですが、そこのフォローもやや力が弱く、賛否を招く結果になってしまったかなと思います。

管理人自身はシナリオ全体として見たときには、やはりP4のような完成度は無かったかな?とは思いました。

ただし、部分部分で引き込まれる部分もあったよな、とは思っていますし、シナリオを補うほどの素晴らしい世界観の構築があると思っています。

もちろん、そこで音楽の担っている役割も大きいです。

ストーリーについて後味が悪いとか、そういったネガティブな印象は抱かなかったです。

キャラクター

では、キャラクターはどうでしょう?

気になったのは、P4と主人公ご一行の構成が似ていたかな?というのはありました。

意図的なのかもしれませんが、全体の人数とか、男女比とか、マスコット的ポジションの存在とか、変化を付けなかったのだなと思いました。

その辺の理由はあるのだと思うので聞いてみたいです。

そして、感情移入できるキャラクターという部分での弱さだったり、強く印象に残るような描写の不足だったりは少し感じています。

さて、ペルソナと言えば誰を恋人にするのかが迷うところではあります。

私は一途な愛を求めるタイプなので1人を除いて、決して一線を越えないようにプレイをします。

前作P4では「りせちー」を選んだわけですが、今回も発表してしまってよろしいでしょうか?

俺の嫁をご紹介してもよろしいでしょうか?

なんか、こういうのって照れ臭いですよね。

サラッと言えば良いのに、こんな風にしてちょっと引き延ばしたりしていると、もう顔が真っ赤になってきます。

さらさらとした小川のような穏やかさがそこにあれば良いのですが、なんかもう、ドロドロしてきますね。

医師から「動脈硬化です」と宣告されそうなドロドロ具合。

いやー、 参ったなぁ。

発表します。

えっと、今回の嫁は真先輩にしました。

きゃっ、言っちゃった。

まとめ

…もう、この記事を終わらせようと思うのですが、

こんな〆方で良いのでしょうか?

えっと、ともかくP5は意欲作であり、ネガティブな部分を差し引いてもプレイする価値が高いです。

音楽も後日レビューしますが、それだけでもプレイする理由になるほどの魅力を持っています。

個人的にお勧めするのは、友人や恋人、あるいは家族とダンジョンの攻略等を一緒に考えながらプレイするのも意外と楽しいので試してみて欲しいです。

ボリュームからして考えられない程に安価な初期版も密かに魅力的なのではないかと思います。

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